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最近の経済記事から

 投稿者:The「1968」  投稿日:2009年 6月11日(木)21時40分22秒
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  「どこからどこへ」さんも言われているが、この夏の米国発金融崩壊は、いよいよ現実味を帯びてきているようだ。米国の単独覇権体制から多極化(BRIC・GCC・EU)した経済体制へ覇権が移行するようだ。これまで世界は、米国の生産から消費のほぼ全ての領域でドル決済による支配を受け、特に、この国の人々の多くは環太平洋(海側)の優位性(米国従属化)を選択し恩恵を享受してきた。ところが2007年に顕在化した究極の集金システム(プライムローンの破綻・崩壊)が行きづまり逆回転をはじめ、更にイラクとアフガン戦争は泥沼化し足抜けができず軍事費の負担は増大している。第2次大戦後世界の覇権体制は、英国・米国・(イスラエル)の産軍複合体によって維持・支配されてきた。冷戦後のイラク・アフガン戦争の泥沼化は、イスラム精神を惹起させアラブ諸国に敵対するイスラエルは、国が消滅する可能性まで出てきている。米国の覇権の終焉の影響といえる。
目を転じて、東アジアはBRICのうち(ブラジルを除く)ロシア・中国・インドがあり、特に最近の中国の経済成長は改革開放政策によりGNPでも来年当たり日本のGNPを抜くところまできている。このことを背景に、現在米国の国債をもっとも多く保有しているのは中国であり、米国の金融破綻の影響を大きくかぶる国といえる。このことの回避策として最近の中国は、世界の鉱物資源の確保等の動きが活発になっている。こうした動きの結果、東アジアの覇権の確立は「人民元」建・決済の方法で行われる可能性が高い。北東アジアの枠組みは中国を中心に日本・韓国・北朝鮮・ロシアの5カ国で、実質は米中両国とその他となる。東南アジアは上海機構に組み込まれ、やはり中国がその中心にあることはかわらない。こんご中国の経済成長はすすみ、国内の矛盾を内包しながらも全体として国内需要拡大の方向に向かっていく。
これは、インドの経済の成長と内需拡大(タタ自動車の販売拡大)と(一部に富が片寄る傾向がありながらも)ロシアの石油・ガスの価格高騰による内需拡大傾向といい、地政学的な面からも従来の海側の優位性から陸側に優位性が移ってきているのが、米国の覇権の終焉と同時に顕在化してきているといえる。
英国(パックス・ブリタニカ)〜米国(パックス・アメリカーナ)の終焉。米・中の2カ国を中心に・中東・EU・南米ブラジルと多極化する時代に、この貿易立国はどこへ行こうとしているのかな?(破綻寸前の英国とおなじ洋上の孤児になるのか・・・)
 
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